保健師国家試験の合格率は?第112回の統計と合格のコツ
保健師国家試験の合格率は第112回で87.1%(新卒89.9%)。厚労省発表のデータと過去6年間の推移を解説。合格率が高い理由と、不合格になりやすい人の特徴、直前期に押さえておきたい対策のポイントも紹介します。統計から見える出題傾向の変化にも触れています。
このページでわかること
- 保健師国家試験の合格率(最新・第112回のデータ)
- 年度ごとの合格率の推移
- 合格率が示す試験の難易度と対策法
保健師国家試験の合格率は?
保健師試験を受験しようと考えている人が最初に気になることの1つが、**「合格率はどのくらい?」**ということですね。
保健師国家試験の合格率は、最新の第112回(2026年2月実施)で87.1%(新卒に限ると89.9%)です。
一見すると「合格率が高い試験」に見えますが、実はこれには背景があります。詳しく説明します。
保健師国家試験の合格率の推移
保健師国家試験は、複数年にわたって実施されています。以下が、過去6年間の合格率データです。
| 試験回 | 実施年月 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 第107回 | 2021年2月 | 7,834人 | 7,387人 | 94.3% |
| 第108回 | 2022年2月 | 7,948人 | 7,094人 | 89.3% |
| 第109回 | 2023年2月 | 8,085人 | 7,579人 | 93.7% |
| 第110回 | 2024年2月 | 7,795人 | 7,456人 | 95.7% |
| 第111回 | 2025年2月 | 7,658人 | 7,196人 | 94.0% |
| 第112回 | 2026年2月 | 7,467人 | 6,502人 | 87.1%(新卒 89.9%) |
※出典:厚生労働省の各回合格発表
傾向:合格率は 87~96% の間で推移。約10人に9人が合格する試験ですが、第112回のように90%を切る年もあります。
合格率が高い理由
保健師国家試験の合格率が高い理由は、いくつかあります。
1. 受験資格が限定されている
保健師試験を受験するには、看護師資格を持っていること(見込み含む)が必須です。
つまり、
- 看護学校で基礎教育を受けた
- 看護師国家試験に合格している
- さらに保健師課程(1~2年)を修了している
という、段階的なスクリーニングが行われています。
結果:レベルの高い受験者層だけが集まるため、合格率が高くなります。
2. 試験の出題範囲が明確
保健師試験は、厚生労働省が出題基準を明示しています。
- 出題分野が決まっている
- 過去問から出題傾向を推測できる
- 対策が立てやすい
3. 充実した勉強教材
- 過去問が公開されている
- 参考書や対策本が充実している
- 大学・専門学校の講義が充実している
合格率が高くても「不合格になる人」の特徴
保健師試験の合格率が90%前後と高くても、毎年300~900人程度(第108回では854人)が不合格になっています。
不合格になるのはどんな人?
❌ 不合格になりやすい人の特徴
勉強を後回しにしている
- 「合格率が高いから大丈夫」と油断する
- 試験1~2ヶ月前から勉強を始める
特定の科目を放置している
- 「得意な科目だけ勉強する」
- 苦手科目から逃げる
- 得点率が80%に達しない科目がある
過去問を活用していない
- 参考書だけで勉強している
- 試験本番の形式に慣れていない
十分な学習時間を確保していない
- 勉強時間が週5時間以下
- 直前期に休学や休職していない
保健師試験で合格に必要な得点
保健師試験は、以下のような配点構成です。
試験の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 総問題数 | 110問(一般問題75問+状況設定問題35問) |
| 試験時間 | 午前・午後 各1時間20分(計2時間40分) |
| 配点 | 一般問題1問1点、状況設定問題1問2点(145点満点) |
| 合格ライン | 145点満点中87点以上(正答率60%) |
合格に必要な得点
- 総問題数:110問(145点満点)
- 合格ライン:87点以上(60%)※例年この基準で実施
合格率 90% のうちに合格するための戦略
保健師試験で確実に合格するために、合格率を上げている要因を活用しましょう。
✅ 合格する人の戦略
試験5~6ヶ月前から勉強を開始
- 十分な準備期間を確保
- 焦らずにコンスタント学習
過去問を徹底的に活用
- 出題傾向を把握
- 試験本番の形式に慣れる
- 苦手分野を特定
苦手科目を集中的に対策
- 全科目で最低50%の正解を目指す
- 得意な科目は60~70%で十分
- 時間配分を効率化
毎日継続的に勉強する
- 週10~15時間の学習時間を確保
- 短時間でも毎日続ける方が効果的
過去問演習なら「HokenPass」
合格率 90% のうちに合格するには、過去問を何度も繰り返し解くことが最も重要です。
HokenPass が選ばれる理由
✅ 過去回の全問題が無料で解ける
✅ 間違った問題だけを集中的に復習できる進捗管理機能
✅ スマホで通学時間に勉強可能
✅ 厚労省サイトを検索する手間が不要
保健師試験に合格した多くの学生が、過去問を2~3回繰り返し解いています。
合格率から考える「保健師試験は簡単か難しいか」
「合格率90%なら簡単な試験では?」と思う人もいるかもしれません。
でも、それは違います。
保健師試験が「合格率90%」なのは、難しい試験だからこそ、段階的な受験資格制度が設けられているからです。
- 看護師資格が必須
- 保健師課程での教育が必須
このフィルターがあるからこそ、「合格率90%」という高い数字が実現しているのです。
結論:保健師試験は、「簡単な試験ではないが、適切に準備すれば合格できる試験」です。