A化学工場で、トルエンを取り扱っている複数の社員が急に頭痛やめまいを訴えたた…|第107回保健師国家試験 午前問28

A化学工場で、トルエンを取り扱っている複数の社員が急に頭痛やめまいを訴えたため、臨時職場巡視を実施した。その結果、トルエンによる中毒症状が出現していたことが判明し、原因は防護具の着用が不適切なことだった。 健康障害の再発防止策で最も効果的なのはどれか。

  1. 救急用具の変更
  2. 職場環境測定回数の増加
  3. 社内広報を活用した情報発信
  4. 特殊健康診断実施回数の増加
  5. 有機溶剤を取り扱う社員に対する研修

解説

原因が「防護具の着用が不適切」という人的要因(知識・技術不足)にあるため、最も効果的な再発防止策は有機溶剤取扱者への正しい防護具着用方法や有機溶剤中毒予防に関する研修の実施です。職場環境測定や健康診断の回数増加は問題の早期発見には資しますが、不適切な着用という根本原因の是正には直結しません。教育により正しい行動変容を促すことが本質的対策です。

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