第107回 保健師国家試験 午前問36(疾病の予防と管理)過去問と解説
放射線被ばくによる影響で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 肝硬変の原因となる。
- クラッシュ症候群を起こす。
- 晩発症状として不妊が起こる。
- 早期症状に白血球の減少が起こる。
- 胎児期の被ばくでは精神発達遅滞のリスクが高まる。
解説
放射線被ばくの急性期(早期)症状として造血器官への障害による白血球減少が代表的です。胎児期、特に妊娠8〜15週頃の被ばくは中枢神経系の発達に影響し、精神発達遅滞のリスクが高まることが知られています。不妊は晩発ではなく比較的早期に生じうる影響であり、肝硬変やクラッシュ症候群(挫滅症候群)は放射線被ばくの典型的な健康影響ではありません。