第108回 保健師国家試験 午後問3(精神保健)過去問と解説
アルコール依存症について正しいのはどれか。
- 肝障害になることはない。
- 離脱症状は飲酒を止めて1週後に現れる。
- 一度断酒が成功すれば繰り返すことはない。
- イネイブラーの存在によって本人の飲酒の状況が維持される。
解説
アルコール依存症では、本人の飲酒問題を周囲が肩代わりしたり尻拭いをしたりする「イネイブラー」の存在によって、本人が飲酒の結果に直面する機会が失われ、かえって飲酒行動が維持されてしまうことが知られています。アルコール依存症は肝障害など身体合併症を高頻度に伴い、離脱症状は飲酒中断後数時間から数日以内に出現し、断酒後も再飲酒(再発)を繰り返しやすい慢性の疾患です。