第110回 保健師国家試験 午前問16(母子保健)過去問と解説
A市では子育て世代の転入が増加している。子育て世代を対象としたアンケートを実施したところ、子育てに関することを相談する相手がいないとの回答が最も多かった。そこで、この課題を解決するために、A市では新たな補助事業を創設した。補助事業の対象で優先度が高いのはどれか。
- 育児に関する情報誌の作成費
- 家事支援ボランティアの交通費
- 商店街の授乳スペースの整備費
- 子育ての自主グループ活動の会場費
解説
「相談する相手がいない」という課題に対しては、当事者同士が支え合う自主グループ活動を支援することで、ピアサポートによる相談relationshipの形成が期待できます。情報誌の作成、ボランティアの交通費補助、授乳スペースの整備は、いずれも相談相手の不在という課題そのものの解決には直結しにくい取り組みです。