A市のB地区担当保健師は、B地区の健康づくり計画を策定することとした。健康づ…|第112回保健師国家試験 午前問53

A市のB地区担当保健師は、B地区の健康づくり計画を策定することとした。健康づくり計画を策定するにあたり、地域の住民や民生委員などが集まり、健康診査受診率の向上について重点的に検討する会議を開催することとなった。会議では「健診は大切」という意見があった一方、一部の人から「仕事が忙しくて健診に行けない」「健診を受けなくても元気な人がいる」「病気になったら病院を受診して治療をすればよい」等の意見もあった。 会議でB地区担当保健師がコミュニティエンパワメントを促す支援として最も適切なのはどれか。

  1. 健康診査の制度について説明する。
  2. 健康診査の実施時期について要望を聞く。
  3. 健康診査を受診せず疾病が重症化し失業した事例を紹介する。
  4. 健康診査を受診することについてどのような認識があるか参加者にさらに発言を促す。

解説

コミュニティエンパワメントとは、地域住民自身が主体的に課題を認識し、解決に向けた力を高めていくプロセスを指します。参加者にさらなる発言を促し、健診受診に対する多様な認識や価値観を住民自身が共有し議論を深めることは、住民主体の合意形成と課題解決能力の向上につながります。保健師が一方的に説明や事例紹介を行うことは、住民の主体性を引き出す支援とは異なります。

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