第107回 保健師国家試験 午前問45(疾病の予防と管理)過去問と解説

発災後2日、B保健センターの保健師が避難所の一つである市民センターを初めて訪問した。避難所の管理者より、避難所の建物に入らず市民センターの駐車場に車中泊をしている世帯が多数あり、炊き出しやトイレ以外は終日車の中で過ごし、あまり外に出てこないようだとの声が聞かれた。そのため、保健師は車中泊の避難者も巡回することにした。 巡回時の確認事項で最も優先度が高いのはどれか。

  1. 食事内容
  2. 水分摂取量
  3. 車内換気の頻度
  4. 他者との交流の頻度

解説

車中泊避難者は座位を長時間継続することで、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)のリスクが著しく高まります。その主要な予防・早期発見策として水分摂取量の確認が最優先事項となります。水分摂取不足は血液の粘稠度を高め血栓形成を助長するため、脱水予防の観察は生命に直結する重要な巡回項目です。

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