第107回 保健師国家試験 午前問49(疾病の予防と管理)過去問と解説
退院後、Aさんは自宅で療養することになった。今後もParkinson〈パーキンソン〉病の症状の進行が予想される。 Aさんに対して、身体機能の維持のための日常生活上の指導で適切なのはどれか。
- 食事介助を受ける。
- 移動時は電動車椅子を利用する。
- 訪問入浴介護サービスを利用する。
- ストレッチ等で体を動かす習慣を作る。
解説
パーキンソン病では病状進行を完全に止めることはできませんが、日常的な運動(ストレッチ、ウォーキング等)の継続がADLの維持・進行遅延に有効であることがエビデンスとして知られています。現時点で自立歩行可能な段階から過度に介護サービスや福祉用具に依存することは、残存機能の低下(廃用)を招く恐れがあるため、まずは自主的な運動習慣の確立を促すことが身体機能維持の観点から適切です。