第107回 保健師国家試験 午後問37(健康支援と社会保障制度)過去問と解説

事業所の保健師はAさんに2回目の面接を行った。自分の健康をどう思っているのかを尋ねると「太っている自覚がある。スポーツジムに入会したことがあるが3日しか通わずにやめてしまった。妻も心配しているので、ラーメンは大盛りから並にした」という答えが返ってきた。 Aさんの自己効力感を高めるための支援はどれか。

  1. 昼食は定食にするよう指導する。
  2. 今後起こりうる病気について説明する。
  3. スポーツジムを3日でやめた理由を聞く。
  4. ラーメンを大盛りから並にしたことを支持する。

解説

自己効力感(セルフエフィカシー)とは「自分にはできる」という自信を指し、これを高めるためには小さな成功体験を認め、肯定的なフィードバックを行うことが効果的とされています。Aさんが自ら実行した「ラーメンを並にした」という行動変容を保健師が承認・支持することで、達成感を強化し次の行動へのモチベーションを高めることができます。失敗を掘り下げる質問や脅かすような病気の説明は自己効力感を低下させる恐れがあります。

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