3か月後、事業所の保健師は3回目の面接を行った。Aさんは「通勤手段を自転車に…|第107回保健師国家試験 午後問38
3か月後、事業所の保健師は3回目の面接を行った。Aさんは「通勤手段を自転車に替え、土日も1時間のウォーキングを行い体重が3kg減少した。体調も良い」と嬉しそうに語った。しかし、血圧値は改善しなかったため、保健師はAさんの食事内容を確認しながら、血圧値と体重、減塩食との関係を具体的に説明した。 Aさんが血圧を下げる更なる生活改善に取り組むためのコーチングの手法を用いた保健師の声かけはどれか。
- 「運動強度を上げてみましょう」
- 「家族と一緒に減塩食を食べましょう」
- 「塩分摂取量を1日7g以下にしましょう」
- 「面接を踏まえて何ができると思いますか」
解説
コーチングの手法とは、答えを一方的に指示するのではなく、対象者自身に考えさせ主体的な気づきや行動選択を促す関わり方です。「面接を踏まえて何ができると思いますか」という問いかけは、Aさん自身に次の行動を考えさせるオープンクエスチョンであり、コーチングの中心的技法です。具体的な数値目標の指示や行動の直接的指定は指導(ティーチング)の要素が強く、コーチングとは区別されます。