Aさん(32歳、男性)は20歳からたばこを吸い続けていたが、妻の妊娠で両親学…|第108回保健師国家試験 午後問22
Aさん(32歳、男性)は20歳からたばこを吸い続けていたが、妻の妊娠で両親学級に参加し、たばこによる胎児への影響が深刻であることを知り、これを機に禁煙しようと思った。Aさんは両親学級が終わった後、会場にいた保健師に「禁煙しようと思うのですが、良い方法はありますか」と尋ねた。 Aさんの現在の行動変容ステージに最も適した保健師の提案はどれか。
- 「禁煙のための知識を学びませんか」
- 「喫煙所の近くに行かないようにしましょう」
- 「禁煙に成功した人の経験を聞いてみませんか」
- 「まず今日一日たばこを吸わずに過ごしてみましょう」
- 「禁煙できた時の自分へのご褒美を考えてはどうでしょう」
解説
Aさんは禁煙という行動を近い将来に始めようと考え、具体的な方法を保健師に尋ねている段階であり、トランスセオレティカルモデルにおける「準備期」に該当します。準備期には禁煙に関する具体的な知識や方法を提供することが効果的な働きかけとなります。喫煙所を避ける工夫や一日だけの禁煙、ご褒美を考えることは実行期に適した働きかけであり、代理体験の活用は維持期など別の段階に適した支援です。