第110回 保健師国家試験 午前問9(高齢者保健)過去問と解説
向老期の女性の健康課題で正しいのはどれか。
- 子宮頸癌が増加する。
- 器質的変化に起因する更年期症状が起こる。
- 骨盤底筋群の収縮力の低下によって排尿障害が起こる。
- プロゲステロンの産生低下に起因して動脈硬化が起こる。
解説
向老期(おおむね50〜60歳代)の女性では、加齢に伴う骨盤底筋群の筋力低下により尿失禁などの排尿障害が生じやすくなります。子宮頸癌はむしろ若い世代で罹患が増加する傾向にあり、更年期症状は卵巣機能の低下というホルモン変化(機能的変化)によるものであって器質的変化が直接の原因ではなく、また動脈硬化のリスク上昇には主にエストロゲンの低下が関与するとされています。