第110回 保健師国家試験 午後問39(高齢者保健)過去問と解説
次の文を読み39〜41の問いに答えよ。 人口5万人のA市は中心地にマンションが増え、山間部は古い日本家屋が立ち並んでいる。高齢者人口割合は33%で、今後も増加すると見込まれている。要介護状態となる者の割合が年々増加しており、他市に比べても高いことから、保健師は、A市の高齢者の実態を明らかにした上で、新たな介護予防事業を検討することにした。 新たな介護予防事業を検討するために収集する情報で最も適切なのはどれか。
- 特定健康診査の結果
- 介護サービス施設・事業所調査の結果
- 要介護認定者の介護サービスの利用状況
- 基本チェックリストによる生活機能評価の結果
解説
要介護状態となる者の割合が高い地域で新たな介護予防事業を検討するためには、地域の高齢者全体の生活機能の状況を幅広く把握できる基本チェックリストによる評価結果が有用です。特定健康診査の結果や介護サービス施設・事業所調査、要介護認定者の利用状況は、それぞれ異なる対象・目的のデータであり、事業検討の基礎資料としての優先度はこれより低くなります。