第111回 保健師国家試験 午前問13(学校保健)過去問と解説
Aさん(女児、小学3年生)は、昨日の給食後にトイレで嘔吐したため、早退した。今朝、Aさんの保護者から「病院を受診したところ、ノロウイルスによる感染性胃腸炎と診断された」と連絡があった。このときの校内での感染拡大防止対策で優先度が高いのはどれか。
- 児童全員の健康観察を実施する。
- Aさんが在籍するクラスを臨時休業にする。
- 保護者に保健だよりで感染症予防の指導を行う。
- 教職員を対象にした吐物の処理方法の研修会を行う。
解説
ノロウイルス感染症は潜伏期が24~48時間で、感染力が極めて強く、二次感染が吐物・便を通じて急速に拡大します。学校発生直後の超急性期には、児童全員の健康観察により他の感染者をいち早く発見することが最優先です。クラス臨時休業は複数患者発生後の検討事項で、現時点では時期尚早です。クラス臨時休業は複数患者発生後の検討事項で、現時点では時期尚早です。教職員研修や保護者指導は重要ですが、緊急対応ではありません。