第112回 保健師国家試験 午前問29(疾病の予防と管理)過去問と解説
野菜摂取量と糖尿病の有無の関係を検討するために、1日の野菜摂取量、糖尿病の有無、属性情報を収集した。 野菜摂取量と年齢に関連のあることが分かっているとき、適切な解析方法はどれか。
- 野菜摂取量で層化を行う。
- 糖尿病の有無で標準化を行う。
- 年齢で調整する多変量解析を行う。
- 年齢と野菜摂取量でマッチングを行う。
- 解析対象として糖尿病を有する人に限定する。
解説
年齢は野菜摂取量と糖尿病の両方に関連しうる交絡因子であるため、その影響を統計的に取り除く必要があります。年齢を共変量として投入する多変量解析(例えば多重ロジスティック回帰分析)を行うことで、年齢の影響を調整した上で野菜摂取量と糖尿病の関連を適切に評価できます。マッチングは症例対照研究の設計段階で行う手法であり、既に収集したデータの解析には適しません。