第112回 保健師国家試験 午後問4(高齢者保健)過去問と解説
Aさん(68歳、男性)は介護を受けることなく今までどおり健康な生活を続けたいと願っており、10年前から毎日1人でウォーキングをしていることを誇りに思っている。 Aさんの保健行動を促進するための保健師の声かけで最も適切なのはどれか。
- 「市の介護予防教室にも参加してみませんか」
- 「10年間も1人でよく続けられていらっしゃいますね」
- 「地域包括支援センターで介護予防の相談ができますよ」
- 「1人は心配なのでウォーキング仲間をつくってみませんか」
解説
Aさんは10年間継続してきたウォーキングに誇りを持っており、その努力と継続力を保健師が承認し称賛することは、自己効力感を高め、今後も自主的な健康行動を継続する動機づけとなります。本人の価値観や誇りを尊重せずに新たな教室参加や仲間づくりを提案することは、本人の主体性を損なう可能性があり、まずは現在の行動を肯定的に評価することが適切です。